自分で 自分の行動が信じられなかった

「一体 どうしてしまったんだろう」

「冷静な自分」と「行動的な自分」

どちらが本当の自分なんだろうか・・・

彼女の電話番号を眺めながら
「はたして、電話していいのだろうか」
電話番号を教えてくれたということは 
電話してもいいということかな

なかなか気持ちに踏ん切りがつかずに1ヶ月が
過ぎた

一度ぐらいなら電話してもいいだろうという
結論を出して 彼女に電話してみた

ボク:「もしもし 〇〇ですけど わかりますか?」
   (なんて電話の仕方だ・・・)
彼女:「はい」
ボク:「あのぉ〜 もしよかったら 経済学の
ノート見せていただけませんか?授業に出てないもんで」
   (アチャー あつかまし過ぎたかな?)
彼女:「いいですけど・・・」
彼女:「こちらから 電話しますので 電話番号を
    教えてください」
    (えっ? どういうこと?!)
ボク:「〇〇〇ですけど・・・」

彼女:「こちらから電話しますね それじゃー」

えっ? どういうこと?! なんで電話番号なんて
聞いてくるの?

それから2,3日後の夕方 彼女から電話があった

彼女:「〇〇ですけど」
ボク:「はい」
彼女:「〇日の〇時に図書館に来てください」

(ん?図書館に行ってノート貸してくれても・・・)
ボク:「わかりました」

彼女の意図するところがわからなかった
ノートを借りてその場で書き写せとでもいうの
だろうか・・・

とりあえず、指定された日の指定された時間に
図書館に行ったが、彼女は現れない・・・

(すっぽかされたの・・・)

1時間ほど待っても彼女は現れなかったので
ボクは、下宿に帰った

いろいろ考えてみて 彼女に電話して見ることに
した

ボク:「〇〇ですけど・・・あのぉ〜待ってたんですけど」
彼女:「下宿にいるので 来て下さい」
   (えっ? なんで??)
ボク:「下宿って? 場所わからないんですけ
ど・・・」
彼女:「〇〇ですから スグ分かると思いますよ」
ボク:「わかりました」

ますます 彼女の意図する所がわからない
なんで 下宿なんて教えてくれるの・・・

とりあえず、教えてもらった場所に行ってみる
ことにした

下宿の場所はスグに分かった

玄関のドアを開け 「すいませーーん」と尋ねて
みる
応対に出てきた女の子に「〇〇さん、いますか?」
と尋ねた
呼びに行ってもらって 彼女が出てきた

久しぶりに彼女の姿を見た

なんとなく バツが悪い・・・

彼女がノートを手渡してくれて
「ちょっと コピーしてきます また後で
もってきますね」
と言って 下宿を後にした

(なんとなく 彼女は怒ってるように感じた)

ノートを開きながらコンビ二に向かった
初めて見る彼女の字は、丸文字でとても
可愛かった・・・

たまにキャンパスで見かけるだけで嬉しかったのに
今のこの状況は、自分でも信じられなかった
彼女の住んでる所も分かり 彼女のノートを
見ながら歩いてる自分・・・

「夢見てるのかな・・・」

後から思えば、この時が一番嬉しかった時期だった
のかもしれないな






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